クリスタル・パレスがプレミア8戦未勝利と苦戦中。鎌田大地に対する現地ファンの評価は？【海外の反応】

イングランド・プレミアリーグ第8節、ノッティンガム・フォレスト対クリスタル・パレスの試合が現地時間22日に行われた。試合はフォレストが1-0で勝利している。サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するパレスは、開幕8戦で勝利なしと苦しい状況だ。米メディア『TheAthletic』が、パレスの現状について報じている。

同メディアは、「鎌田には注目が集まっている。同選手は同クラブ最高年俸選手であり、夏にラツィオとの契約が切れた後、グラスナー監督は鎌田の獲得に全力を注いだ」と、監督が希望した鎌田の獲得であったことを伝えた上で、今季のパフォーマンスについて厳しく評価している。

「しかし、この日本人MFは期待外れの活躍で、攻撃面での貢献はほとんどない。プレミアリーグの文化、激しさ、フィジカルに適応するのは間違いなく大変だろう。いくらかの慰めにはなるが、これまで意義ある貢献ができなかったことの言い訳にはならない」

一方で少しづつ進歩があることも認めており、「奇妙なことに、彼の進歩は守備面で現れている。特にフォレスト戦での敗戦では、彼は粘り強く、ボールを奪うために自陣で果敢にチャレンジした。しかし、ディフェンス時に後ろのカバーをすることは、彼が得意とする分野ではない。10番として、パスやエリアへのランで鋭いプレーを見せる能力を最大限に生かすことがより重要だ」と、言葉を続けていた。

そして、「これはシステムの問題でもある」と述べた上で、「このパスは、選手が背後に走り込んでいる場合にのみ有効である。しかし、パレスはプレーに激しさを欠いており、ボールを奪い返したとしても、前方に十分な人数がいないため、相手を苦しめることができない。現時点で、鎌田は単に6番または10番のポジションに値するだけの力を発揮していないと言えるだろう」と、チームの構造が鎌田の力を最大限発揮できない要因の1つであること、それを考慮しても先発に値する活躍を見せていないことを強調している。


開幕から8戦勝ちなしで、当然のように解任の噂も持ち上がっているグラスナー監督。果たして、鎌田は現在の厳しい評価を跳ね返す活躍を見せて、自身の獲得をのぞんだ恩師の留任に貢献できるだろうか。次節はホームに強豪トッテナムを迎える予定だ。

C・パレス所属の鎌田大地、米専門紙が厳しく評価「貢献はほとんどない」。開幕から勝ちなしで恩師解任の可能性も【海外の反応】

翻訳元

海外の反応

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
過去2年間で私たちはザハ、オリーズ、アイェウを失い、代わりにサール、フランサ、鎌田を獲得した。これは大きな質の低下だ。エンケティアもごく平均的なセンターフォワード以外の何者でもなかった。グラスナーは何も得られずおそらくすぐに去るだろう。スポーツディレクター、オーナーとこれほど対立する監督を置くのは無意味だ。モイーズを招聘してそれで終わりにしよう。♥️39

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
正直鎌田のプレーはそこまで悪くないと思う。フォレスト戦ではまずまずだった。それよりチーム全体のまとまりがまったくない。誰も同じ波長をもっていないので攻撃はすべて崩壊してしまう。♥️63

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
試合を見ていると、選手たちはそれぞれ自分の考えを頭の中で持っているのに、それをお互い伝えられていないような感じがして奇妙だ。フリックやバックヒールにだれも反応できず終わることが多く無駄になってしまっている。♥️9

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
チーム全体が苦戦しているようだ。彼だけを責めるのは不公平だ。♥️39

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
嫌われる理由が分からない。彼にはスピードがあり、ボールを欲しがり、得点に飢えている。チームにはもっと大きな問題がある。ボールをワンタッチで捌くことが出来ずスムーズさに欠け、パス成功率が低い。♥️14

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
ゴールに飢えているものがいたら8戦未勝利などという成績になっていない。♥️5

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
多分彼が我々の最高給選手だからだと思うが、それにしても鎌田は奇妙なスケープゴートだ。なぜなら彼個人は今のところそんなにひどくなく、チーム全体が苦戦しているから適応するのに時間がかかっているだけだからだ。チームの今シーズンのシュートマップはひどい。シュート数はそこそこあるが、xGは低く、ボックス内ではほとんどシュートを打てていない。チャンスを十分に作れていない。私たちのxGは16位で、ビッグチャンスは20位。それは鎌田のせいではない。♥️12

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
チーム全体がひどいのに、彼だけを非難するのは完全に不公平だ。報道ではなぜ彼がパレスで十分に力を発揮できなかったのかという関連情報が少し書かれているが、それはクラブのより広範で組織的な問題を示しているにすぎない。♥️5

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
ファン層の一部ではひどいスケープゴートにされているが、確かに彼には多少の猶予があってしかるべきだし、チーム全体がバランスを崩しているのは彼のせいではない。♥️3

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
ファンが鎌田を嫌うのは、彼が今シーズングラスナーの失敗した戦術をピッチ上で体現しているからだと思う。彼を起用し続けることは機能しない戦術の継続と同義だ。あるいは機能しない戦術そのものの大きな部分を占めていると言ってもいい。もしそれが機能していたら鎌田は今頃ヒーローになっていただろう。グラスナーは彼を中心にチームを作り上げてきたと人々は言うが、それが機能していないなら彼が特に非難されるのは当然だ。さらに彼は昨シーズンまで在籍したオリーズの代わりとして考えられている。ここでも両者の直接的な違いがまったく逆の結果を生み出している。これらはとても簡単に思いつくことで、どんなに愚かなジャーナリストでもこのような結論に達するだろう。♥️3

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
彼は中盤のもう少し深い位置でプレーすると、より良いプレーをするようだ。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
サイド以外で起用すべきなのは同意する。♥️6

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
パレスのチームには今多くの問題があり、鎌田はおそらくその原因のトップ5にも入らないだろう。彼は新人なのに注目されすぎている。なぜ5000万～6000万ポンドの2人の選手よりも、フリートランスファーで来たばかりの選手にわざわざ注目し非難するのか。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
主な問題は彼の給料だ。チームの他の全員よりも高い給料をもらっているんだし他のほとんどの選手よりも優れていなければいけない。はっきり言うが鎌田の年俸は540万ポンドで、これに最も近いのはヘンダーソンとエゼの520万ポンドだ。鎌田の年俸はエゼよりも高い。次いでエンケティアの年俸460万ポンド。チーム内で年俸360万ポンドを超える選手は他にいない。グエヒ、マテタ、ムニョス、ヒューズ、ウォートンも当然彼以下の金額しか稼いでいない。彼らは不満を抱いている可能性が高い。私が彼らの立場ならそう思うだろう。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
グラスナーは昨シーズン素晴らしい結果を残したが、今シーズンの不調は個人的には鎌田を選んだことにあると考えている。彼はチームの他の誰よりも個人的に優れているわけではないのにチームトップの週給を得ている。セットプレーのスペシャリストでもなく、タックルが上手いわけでもなく、空中戦に勝てず、前方へのパスも出せず、スピードもなく、8試合でゴールに2回以上シュートを打ったことすらない。彼がチームに何をもたらすのか。問題はフォーメーションにあるとは思わない。プレミアリーグで実績のない選手に大金を支払うという誤った判断が原因だと思う。これは理事会のせいではなく完全にグラスナーのせいだ。グラスナーは鎌田獲得を強く訴えた。彼は私たちがこれまでに経験した中で最高の監督かもしれないが、この決定には失望した。だがパレスのいちファンとしては自分が間違っているだけであってほしいと思うし、鎌田が適応するのが遅いだけだと証明されることを祈っている。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
私は彼をスケープゴートにするつもりはない。我々は攻撃の結束力が著しく欠如している。ある記事では鎌田は優秀だがプレミアリーグではダメだと述べ、OGはフランクフルトと同じ攻撃哲学を持ち込んだがプレミアリーグの方が難しいためパレスではより慎重になっていると報じていた。また鎌田は本来のポジションから外れてプレーしているため試合に影響を与えられていないとも述べていた。しかし現実は彼は最初の数試合で本来のポジションでスタートしたにもかかわらず攻撃ではほとんど何もできなかった。要するに鎌田にはより難しいリーグに適応する時間が必要ということだが、それで上手くいくようになるかどうかはわからない。個人的には彼のあまり意味のないパスをたくさん見てうんざりしている。すべてが彼のせいというわけではないが、彼はこのリーグで2か月間調子を整えてきたのに私たちが期待していた選手には及んでいないようだ。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
ラツィオでも同じでシーズン終盤の数試合を除けば周囲を一度も納得させられなかったらしい。それでも彼は高い給料を望み、スターティングメンバーになりたがった。👎5

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
最高の選手であるオリーズとアンデルセンを売却し、代わりにチャンピオンシップ中位レベルの選手鎌田とラクロワ、エンケティアを起用すればパレスにとってうまくいかないことは当然だ。オリーズの件はクラブに選択肢はあまりなかったと思う。♥️43

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
グラスナーは鎌田がオリーズになって試合の中心になってほしいと思っているが彼はオリーズではないしオリーズと同じポジションでプレーしているわけでもない。グラスナーが鎌田にそうあってほしいなら、鎌田はチームの10番でなければならない。3-4-2-1という布陣はそろそろ限界だ。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
オリーズはワールドクラスだった。だがもううちにはいない。彼は現在ブンデスリーガで大活躍している。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
彼はブンデスリーガの最強チーム、バイエルン・ミュンヘンへ移籍しPOTMにも選出されている。このスレの多くの人が鎌田に対して非常に不公平だと思う。4-2-3-1を試してみるべきかもしれない。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
戦術を変える必要がある。オリーズ抜きで昨シーズンのようなプレーをしようとしているような気がする…3-4-2-1は好きじゃない。グラスナー監督は鎌田をこのチームで重要な存在にしたいと考えているのに彼はいつもポジションが定まっていないし、今後も同じようにプレーすれば同じ結果になる。監督よりも選手たちのほうが悪いと思うがシステムは変える必要がある。鎌田を重要な存在にしたいなら鎌田は10番でなければならない。トッテナム戦では何か違うことを試すべきだと思う。エゼをベンチに下げて鎌田をそのポジションに置くとか、サールとプレーさせるとか、とにかく何か違うことをするべきだと思う。昨年のあのシステムを機能させた人物抜きで昨シーズンのようなプレーをすれば間違いなく降格するだろう。♥️15

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
選手たちは4-2-3-1を切望している。鎌田10番、エゼLW、サールRW、トップはマテタorエディ。ウォートンとレルマが彼らの後ろに座る。バック4はグエヒ（イングランド代表センターバックの1人として非常に良いプレーをしている）とラクロワ。そしてダニーRBとミッチェルLBは本来のポジションで。WBはもうあまり効果を発揮しない。♥️15

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
フットボールを理解した意見だと思う。♥️2

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
鎌田の能力を最大限に引き出すために彼を10番に置き、エゼをもう少し前線に、マテタをトップに置くべきだ。3バックでプレーする場合、サイド攻撃はウイングバックから生まれる必要があるが今季はそうなっていない。♥️2

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
確かにグラスナー監督が鎌田に対してそれほど固執するのは鎌田を試合の中心に置きたいからだ。昨年のオリーズのように、彼は鎌田を適切なポジションに置かなければならない。他に選択肢はない。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
鎌田はピッチの高い位置の10番として効果的にプレーし、フランクフルトのサポートストライカーとして活躍した。問題は、ここがエゼのポジションだということだ。エゼはサイドではあまりうまくプレーできないことを代表戦で露呈している。パレスはエゼが今シーズン中に退団するだろうと予想し、そのために鎌田を獲得したとしか思えない。また、エゼの負傷歴、オリーズや他の創造性を持つ選手が去ることが予測できていたことを考えるとこの獲得はそれほど愚かな決断ではない。フォーメーションの変更でこの問題を解決できると思う。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
エゼをしばらくベンチに下げて休ませ、鎌田がその役割で成果を出せるかどうか見守るべきだという意見には私も賛成だ。残念ながら、エゼ、マテタ、グエヒ、ムニョス、ウォートンは皆A代表やアンダーなど夏から続く国際試合でのストレスを抱え続けていると思う。

クリスタル・パレスサポーター@英語圏
鎌田は我々にとって最も小さな問題だ。彼は問題というよりは解決策に近い。彼が上手くいけばチームは必ず浮上する。